避けては通れない足のABC

 新ウィンドラス機構(new windlass mechanism)を知ろう。

新ウィンドラス機構(商標出願中)とは、正式な定義はありません。
元々windlassとはいかりを巻き上げる機械を指します。それは、人の足の趾(指)を伸展(持ち上げるような動作)によって、足の趾を曲げる側の腱が巻き上げられて特に内側のアーチ(土踏まず)が持ち上げられます。

これがウィンドラス機構にあたります。

一方、新ウィンドラス機構は、足の趾を屈曲(曲げる)事を自発的に行うことによる筋肉の収縮足の爪先から踵までにある筋肉を内在筋と言い下腿(ふくらはぎ)から主に足の裏に及ぶ筋肉を外在筋であるとか外来筋と言います。

この作用によりウィンドラス機構と同じように、内側アーチ、外側アーチ、横軸アーチが強化され、また構造強化を起こしたりもっと簡単にいうと足の中心にその構造体である骨を収束する作用を指します。

主に足の指(足趾)を屈曲させる筋肉は下にあるリンクを参照してください。
https://docs.google.com/document/d/1202PHfViT9yYp-o862pHOS5C85zcHsqBbytWcuw9pSE/edit?usp=sharing

ハイライトしている部分が重要で、足趾を屈曲することは足の筋肉の相関性に関わりまた、運動連鎖を引き起こします。

砂浜を歩いたことがありますか?

不安定な砂浜を歩行すると、足趾を曲げて歩いていることに気づきます。
曲げようとして曲げているのではなく、自然にというか本能的に曲げているのです。
これこそ(足趾を曲げる)ことが足の構造強化を起こす現象であり、不安定な状況下では自然に足趾を曲げるのがお分かりいただけるのでは無いでしょうか?

現代人は硬いところばかり歩いている

職場がビーチの上、校舎内が芝生、家の中が毛足のふかふかな絨毯などなど、このような人はまずいないでしょう。
しかも、みなさん靴を履いています。裸足で路上を歩いている方はまず見かけません。

みなさんは、革靴を履いている時と、スニーカーを履いている時どちらが「楽」ですか?
中には革靴!と答える方もいらっしゃいますがほとんどの方は、スニーカーであることが圧倒的に多いのです。
これは、硬い場所を歩く際には柔らかめの素材でできているスニーカーの方が「衝撃を吸収する」機能が高いからです。

一方、不安定な状況を歩いたり、スポーツでハードな動きをするなどの場合においては、アウトソールもインソールも硬めを選択した方が圧倒的にパフォーマンスは向上します。

私は、柔道、ラグビー、テニス、登山の経験がありますが、私に関わらず柔道は除外するにしても圧倒的に硬めのシューズ、硬めのインソールが動きやすいのです。
特に登山靴はアスファルトや固められた土の上では柔らかめの靴が楽ですが、ハードな条件ではやわらかい靴ではとても不安になります。
なので登山靴はごっつくて、硬いものが多いことは頷けます。

もしも裸足で生活をしていたなら

裸足で生活をしている姿を思い浮かべると、私はアフリカあたりの民族を思い浮かべます。
テレビの影響もあるのでしょう。
でも、そのアフリカの原住民が「巻き爪で困ってます!」「魚の目が痛くて!」「外反母趾が酷くて」というイメージは一切なくて(いるのだとは思います→巻き爪、魚の目になるのは他の要素も否定できません)ほとんどの方が、健脚で歩き回っているイメージを持っています。
皆さんはいかがでしょうか?

裸足で生活=足の指を使うこと でもあります。これが重要なポイントです。

巻き爪→足の先まで着くことによって、その反力で爪は持ち上がります。手の爪でも同じ事が言えますが、親指の爪と小指の爪のカーブを比べてみてください。いかがでしょう?小指の方が丸い事に気づきませんか?これは圧倒的に親指の方が道具を使っている(つまむ、握るなど)が多いからなのです。
巻き爪の方は、足の指を使えていない結果としてあらわれてくる場合が多いのです。

魚の目・タコ→タコ・魚の目って何でしょう?簡単に言うと「角質です」角質はその部分を守るために増殖します。毎日野球の素振りをしている選手たちは手の至る所にまめができることを繰り返し、やがて硬くなります。これが角質です。
足裏のタコ・魚の目若しくは踵の角質はその部分に繰り返し力が加わっていることを意味しています。
足指をしっかり使えている方は体重移動が出来ているため、一か所に体重がかかることが少なくなりタコや魚の目が出来ることは少ないのです。
真っすぐに立った状態で踵に体重をかけていきましょう。すると足指が浮き上がることがお分かりいただけるのではないでしょうか?

偏平足→足の指を使わなければ筋肉が弱ってしまいます。
この状態が続くことにより足のアーチが失われてきます。この状態が偏平足。生まれたとき、すべての人は偏平足ですがやがて歩行するようになり徐々に足の中の筋肉も発達して足のアーチが形成されてきます。この状態が正常で一般的です。

偏平足は単に足の裏が平らになることではない。
→足が内側に倒れこむ(過回内)を起こします。これは、同時に脛骨(脛の骨)も内側に回る現象も引き起こしますから、大腿骨との関係にねじれを生じやすくなります。
また、大腿骨の内側には腸腰筋(腸骨筋と大腰筋を併せていう)にも影響を与える(運動連鎖)も起こしますから姿勢にも影響を与えてしまいます。

足の筋肉が弱ることによるそのたの状態
→外反母趾・ひざの痛み・腰痛・猫背・歩行能力の低下・転倒などがあり、これらが出現することによる生活のクオリティーの低下は明白です。
カラダの代謝の低下、うつ状態、睡眠障害も引き起こしやすいばかりでなく、病気も引き起こしやすくいわゆる「悪循環」をおこしてしまいます。
足の指を正しく使うこと→新ウィンドラス機構を強化することは生活の基本であり大変重要な基礎であることをお分かりいただけたのではないでしょうか?

ただ歩けば良いというものではない
→「歩け、歩け」「歩かないと体が弱ってしまうよ」こんな言葉をだれもが聞いたことがあるのではないでしょうか?
確かに歩くことは重要です。しかし、ただ歩くことではなく、足の指を使って歩くことが重要なのです。

カラダも足も肝心な時は、構造の中心に引き寄せる

「わきが甘い」という言葉があります。この意味は?

→わき【脇】 が 甘(あま)い

相撲で、四つ身に組む際にひじを体に強くつけることをしないで、相手に有利な組み手や、はず押しを許してしまう体勢をいう。 転じて、守備態勢の整っていないさまをいう。

ゴルフのスイング、野球のバッティング、柔道、剣道、様々な競技でもいえることで、肝心な時には体を内側に絞る動作が引き起こされます。
足にも同じことが言えて、硬い場所を歩くときには柔らかいほうが都合はよいのですが、肝心な時(バランスを崩す、不安定な場所を歩く)などでは足の中心にグッと引き寄せて構造強化をすることが必要です。
常に行うわけではありませんが、「できる状態」にしておかなくてはならないのです。

靴を履くということ、整備されたアスファルトの上を歩くことは足本来の機能を弱体化させてしまう側面も併せ持っており良い靴を履くこと、良いインソールを使用することが足にとって良いことであるとは限りません。
足の機能を強化させる方法を知ったうえで、良い靴、良いインソールを使用することが最も大切なことかもしれません。

良い靴、良いインソールは履けば足を改善はしてくれないのです。ただ、正しく足を使う要件を満たしてくれることは疑う余地もないことは強調しておきます。

足の構造体強化→新ウィンドラス機構が大変重要で生活の質を高めるためには重要であることをご理解いただけたのではないでしょうか?

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