そもそも、「フットケアスクール」とはなんぞや?
と、思ってしまう方も少なくないはず。
フットケアスクールの定義はありませんが、ない代わりにその形態も様々。
私の知る限りでは、足にできたタコや魚の目を「ちまちま」削ること1時間かけて行う方法を教えるだけで10万円から20万円なんてことはザラにあります。
施術する側、施術を受ける側にとって最も良い方法をお伝えする事が必須事項
施術する側
①短時間高収益
施術を受ける側
①痛くなくなる・楽になる
②2度とできなくなる・出来にくくなる
に集約されるのではないでしょうか?
健康な足・健康的な歩行でなければ繰り返される
皆様は、魚の目・タコについてどれくらい考えたことがあるのでしょうか?
私が施術を行ううえで考えるのは、
短期的な目標と
長期的な目標です。
短期的と言うのは、まさに即時に痛みを無くすもの。つまりは、削ることなどをして痛みのない状態にすること。
一般に行われているのはこのような処置であると思います。
次に長期的な目標というのは、なぜこの場所に魚の目やタコが出来てしまうのかということ。
これを考慮した施術は「足のことに詳しく」なることが必要です。
例えば、浮指、外反母趾、扁平足などでは荷重がずれてしまいます。よって荷重の偏った状態で歩行しているとタコや魚の目ができます。
この状態を改善するためには様々な知識と技術が求められるのです。
姿勢にも変化を起こしますから、猫背や歩行能力、転倒予防にもつながります。
フットケアを学ぶうえで、短期的な処置以外にもサービスを提供する側は、この辺りの知識や技術を求められるのではないでしょうか?
実際にはまだまだ、フットケアというと「削るだけ」「見せかけを綺麗にするだけ」なのが現状ですが、これからは「巻き爪、魚の目、タコ」が出来た時こそ足を見直し健脚にできる技術の提案を行っていくことがフットケアスクールに求められているのではないかと私は思うのです。
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