巻き爪と認知症

え～！そう思われる方も少なくないかもしれません。

決して大げさな事ではなく、関係性が深いのでご紹介しておきます。

 

ある統計では、なりたくない病気ＮＯ１は「癌」を上回り「認知症」がＮＯ１です。おおよそどの統計をご覧になっても同じような結果であると認識しています。ネットで検索してみてください。

しかしながら、皆さんは認知症にならない方法をご存じでしょうか？

おそらくほとんどの方はならぬ手立てをご存じないのが普通ではないでしょうか？

 

認知症についてですが、最も多い認知症が「アルツハイマー型」認知症です。

皆さんもご存じかと思います。

この認知症、アミロイドβなるたんぱく質が原因とされてきましたが、実は見方が違ってきています。

認知症の薬はこのアミロイドβのプラークを除去しようとするお薬が殆どで、ほぼ効き目のない事がわかってきています。　

このアミロイドβは何故たまるのかというと、脳に異常が出てくるとそのサインとしてアミロイドβが溜まってくることが言われ始めています。

ですから、アミロイドβを作り出す根源を改善しなければならないのです。

そこで、最近は「リコード法」という治療理論が主流になりつつあります。

このリコード法とは、(ReCODEprotocol)で、

リコード法では、この原因を（1）炎症性、（2）萎縮性、（3）毒物性、（4）糖毒性、（5）血管性、（6）外傷性の６つに分類し、食事（栄養）、運動、睡眠、ストレスケア、脳トレなどの生活習慣の改善が柱となっています。

 

具体的には、（1）肉ではなく野菜を中心とする、（2）ココナッツオイルを用いる、（3）ビタミン、ポリフェノールなどの摂取、（4）睡眠の質の向上、（5）運動を心がける、（6）脳トレ、（7）グルタチオン点滴などです。

 

運動によって増える脳内物質には、活動性がアップするノルアドレナリン、意欲や前向き性格、幸福感に関係のあるドーパミン、脳に安定性を作り出すセロトニンなどがあります。 また、定期的な運動で、脳内物質だけでなく、神経伝達物質を受け取る受容体も増えてきますから、さらに脳は活性化されるようになります。

ですから、運動は必須という事になります。

また、視床下部のストレス中枢は興奮すると、脳幹にあるセロトニン神経を直接抑制し脳のセロトニン分泌を落としてしまいます。ストレス状態はセロトニン欠乏脳を生みます。

という事で、痛みのある状態、ストレスのある状態から改善することが必要になるわけです。

巻き爪や魚の目は、セロトニンを抑制するばかりでなく、その痛みから運動量自体も少なくなってしまいセロトニンの不足状態に拍車をかけてしまいます。

ですから、運動するためにはフットケアは重要！と言えます。

 

また、大変興味深い論文も発表されています。

「アルツハイマー型認知症」の治療で症状良くなった　「再生医療に使われる幹細胞が有効」と発表

12/18 

 

 

 

 

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