ウィンドラス機構と巻き爪

ウィンドラス機構とは、足の母趾MP関節を伸展(おやゆびを上にあげる動作)に伴い、足底腱膜(あしのおやゆびに着く腱)の巻き上げがおこり、内足縦アーチ(土踏まずのカーブ)が緊張して足部剛性が高まる現象を言います。
ウィンドラス機構の欠如した下肢の過用は筋損傷や筋力低下などの筋障害に繋がります。

足の機能的なウィンドラス構造を有する足は正常な足部のアライメントを示し、ウィンドラス機構の欠如した足は、回内足(プロネーション)(pronated foot)を示します。(内側に倒れ込む)

機能的なウィンドラス機構は内足ウェッジ(土踏まずを持ち上げるクッション剤)でその機能を取り戻すことが報告されていますが、私的な見解では+母趾で蹴り出す歩行の修得をすることが必要であると考えます。

内側に倒れ込んだ左足(この状態をプロネーションという)

歩行は踵から着いて親指で蹴り出すターミナルスタンスが重要で、ウィンドラス機構が働く。

母趾で蹴り出す動作を行う上で重要なのは爪の長さ。蹴り出す動作が出来ていても爪が短すぎると周囲の皮膚だけが持ち上がり爪が皮膚に食い込む(陥入爪の原因になる)
爪の適正な長さを有し(おおよその爪の適切な長さの目安は、爪を真上から見たときに爪が皮膚よりも1ミリ程度下がったところにある・若しくは皮膚と同じくらいの長さを有すること)のが目安である。そして爪の角を極端に切り込んでいないことである。(丸みを着ける程度が良い)

Q爪が皮膚よりも長いのは爪が長すぎですか?
A一概に長すぎとは言えませんが、爪が爪床(そうしょうと言ってピンクに見えている部分)を離れると白い部分(フリーエッジ)と言って乾燥している部分が多くなると爪は自然に丸まろうとします。
ここでは寧ろ短すぎる爪の長さの方が問題となるように思います。

まとめ
・多くの巻き爪の場合、足のウィンドラス機構が不全である。
・歩行でターミナルスタンスの時に親指で蹴り出す動作が必須である。
・蹴り出す動作が、巻き爪を防ぎ(改善は難しい)足の病変も減少させる。
・短すぎる爪で蹴り出すことにより、陥入爪が懸念される。
・蹴り出すことでウィンドラス機構を構築し足を安定させる。
・よって巻き爪は足の機能性を改善することも大変重要であり、特にウィンドラス機構を改善する必要性をかんじるものである。

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