整体の開業その中身は？

整体院の開業とその中身

整体院とは、基本的に国家資格を持たない無資格の者が業として「整体業」を営むというのが通例となっていた。

しかし、最近のトレンドは違うようであり、「柔道整復師」「理学療法士」の参入が目立ってきている。

 

何故、「柔道整復師」「理学療法士」が増えているのだろうか？

そこにはそれぞれの理由があるようなのでご紹介したいと思います。

「柔道整復師」・・・その背景には最も多い事情として保険取り扱いを行わない自費治療に徹する→整骨院、接骨院という文言を使用しなければ届け出が必要ない、広告の制限が無いというものが最も多い理由である。
例えば、頭痛の治療は整骨院ではＮＧ。
整体院ではＯＫ。

扱いとしては、どちらも「医業類似行為者」という取り扱いになる。

つまりは、無資格者のほうが自由な広告が出来て、有資格者のほうが制限を受ける矛盾が生じているのである。
極端な話し、「癌の治療」とも「整体院」では表記できるが、周辺を取り巻く法律「景品表示法」や「商法」、「医師法」などに抵触する恐れはあるのだが、、、

 

「理学療法士」・・・最も多い事例は、理学療法士には開業権がない。
よって、○○トレーナー業、○○整体院とすれば、理学療法士としてでなく開業ができるというもの。
ですから、理学療法士が起業して整体院を営むケースやトレーナーとして活躍しているケースをよく見かける。

 

柔道整復師・・・の周辺の見解。
柔道整復師が整体院を開業したとしても、中身は柔道整復師であるため「広告の制限」や制約を受けるという見解が主流である。

理学療法士・・・の周辺の見解。
理学療法士会では、コメディカルとしての立場を超えて開業することは理学療法士会は大変危惧しているようであり、整体院・・・民間療法であるからであっても様々な制限を受ける事には変わりないようである。

 

ただし、現行法律では厳密な罰則規定もないのが現状であり、今後は有資格者による「整体院」増加が避けられない事実のようである。

「本当の意味での整体師」はどこへ？

ここでいう、整体師とは無資格整体師を指しているわけで、有資格（国家資格）整体師が世の中に増加したことによって、世間一般の「整体師」への認識が混沌としてきている。
まさに「カオス」な状態なのである。

おおよその住み分けとして、無資格整体師はマッサージセンターであるとか「〇もみん」などの60分2980円的な場所で働く者が多く居るようである。

現状は2980円の需要があるのが現状ではあり売り手市場なのが実情。
経営者側は、腕の良い技術者を逃がさないように「歩合給」や「業務委託制」を取り入れたり、歩合の割合を通常４０％のところ５０％にしたりと必死のようである。

フルコミッションでの社員を抱えた場合企業側は、保険制度やその他の付帯する義務に縛られるために今後は「業務委託制度」を導入する企業が大半を占めることになるであろう予測もうかがえる。

更にいうならば、数年後に医師の残業改革制度が始まった場合、多くの病院では人件費の増大にあたまを痛める経営者が続出するものの、この「業務委託制度」を医師の働き方の隠れ蓑として活用する経営者も出現することは必至である。

少し昔であれば、「日本マクドナルド」が多くの社員を役付けにして「残業代」を支払っていなかったことが問題になったことは記憶に新しい。

 

少し脱線しました。

ハナシを戻すと、無資格整体師が今後生き残っていく道は、整体院であり「技術の無い整体師」は有資格者の柔道整復師、理学療法士であっても生き残る場所は狭まっていくに違いない。

そこで、クリップオンの整体スクールは、整体業務の中でも基本の手技を徹底的に繰り返し、どのようなサロンさん整骨院、接骨院でも通用する技術を伝授していきます。

また、接遇も大変重要な要素となっていて、ただ技術がうまいと言って有頂天にならぬよう、その場所場所で求められる対応ができるようにつとめて教示していきたいと考えています。

医師が医師としての基本を徹底して学びその後、なに科の医師にも成れるようにクリップオンの整体スクールは徹底的に基本を繰り返しどのような場所であっても技術を発揮できる強みを持つことができるのです。

それにより、いくら国家資格を併せ持つ整体院、整体師が増えたとしても「技術力ではクリップオンの整体スクール出にはかなわない」と言われる技術を持っていれば一生仕事に困窮することは無いでしょう。

「自信をもって技術を発揮できる」がクリップオン整体スクールの最大の強みなのです。

クリップオン整体スクールは、「一生この道で行かせる技術を習得する技術を習得するために支払うセミナー料金」としてとらえていただければ大変お安い金額を支払うことになるわけで、大半の整体スクールは例えば○○の手技コース〇〇円などとうたってはいるため、選択したコース以外は「出来ない」「知識も技術もない」と思っておられる方がいて、実は基本手技がしっかりしていればどんな手技にでも発展できるのである。

つまりは中身の基本手技が欠落した技術は、「中心の技術の空洞化」であって、中心の周りに恰好だけを張り付けている「はりぼて」手技に過ぎないことを自覚していただければよいと思うのである。

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