魚の目(鶏眼)削るだけで良いの?〜足の動きに注目して〜

日常よく見る魚の目・たこのケア

たこや魚の目を「削って終わり!」というのはよく目にします。

ただ削っていくことは、常識的ではあるものの根本的な解決策にはなっていないのです。

巻き爪の治療(ケア)でも同様なことが言えるのであり、魚の目もたこ(胼胝)も巻き爪も同じなのです。

対症的な対応よりも一歩進んだ考え方と施術が必要なのではないでしょうか?

ここで全てを網羅することはできませんが、、、

 

たこも魚の目も巻き爪も、大別して

①痛みを取り除く処置

②ならないようにしていく処置

の2つが必要であると思っています。

 

痛みを軽減する、たこを削り、魚の目を削り、巻き爪の巻いている場所を持ち上げる事はさほど難しくない。

 

たこや魚の目、巻き爪になりにくくすることが難しいのであり、役割としてはそれをしなければならないと思っています。

一般的に行われている巻き爪の治療も、たこや巻き爪の治療も削る、持ち上げることが一般的であり、ならない施術や指導は行われていません。

クリップオンの施術では削る持ち上げる、キレイに痛くなく、、、

は、当たり前です。

特に最近よく見るタコ。魚の目のお方の傾向のみになりますが、共有したいと思います。

 

今回は、足の動きについて

 

今回は足の動きについてですが、最初私は足の指が使えていない方が荷重の偏りを生じたり、指に加重できていないことが魚の目・タコ・巻き爪の原因になっているのではないかと考えていました。

巻き爪の治療や魚の目・たこの治療を行なっておられる先生方のお話を伺っていると、やはり同様の意見が多く、これが「当たり前」の実態であると思い込んでいました。

しかしながらよく観察していると、もちろん使えていないこと(足指)は当然なのですが、足指が使えない状況にあるお方も非常に多いことに気がつきます。

 

つまりは、使おうとしても使えないと言った方が正確で、足の指を使う意識があってもできないお方を指します。

それが、アキレス腱の硬い方。足関節の可動域の悪い方、、、です。

皆さんも魚の目やたこ、巻き爪の方がいらした場合には足関節の動きに注目してみてください。

高確率で可動域が狭まっています。

イラストのようにアキレス腱のストレッチを行う場合、魚の目やたこや巻き爪のお方はこの姿勢(踵が浮かないようにして大腿部と下腿部がくっつく)ができない(足関節の可動域が妨げられている)方が非常に多いのです。

この動きだけを取り上げても、踵から着地した足は、ターミナルスタンスで柔軟性がないために足のボール部で体重を支えてしまいます。

ですから足指まで力が伝わらずに魚の目やタコができてしまう。

 

足の悪い方には「内在筋」を鍛えなさいと言うが、、、

 

私、個人的には内在筋、、、と言いますが、この動きがなければ内在筋を鍛えたとしても結局は元に戻ってしまうと思っていて、しかも、内在筋よりも「外在筋」の方をまず使う必要性があると思っています。

それは、内在筋を鍛えるってとてもわかりにくい。

 

グーチョキパーでは足の内在筋を鍛えられるわけがない

 

伝統的に語り継がれているエクササイズ。

タオルギャザーも、グーチョキパーも。

でも、可動域の改善には良いと思います。

しかしながら、足のわるいお方にタオルギャザー、グーチョキパーを当たり前のようにお伝えしている日常に、私のような変わり者は尋常ならぬ違和感を覚えてしまいます。

 

常識を疑う

 

私は、タオルギャザー、グーチョキパーで足の改善したお方をみた事がありません。

でもフットケアの最後に締め括られるのはお決まりの言葉。数十年も、、、

それはどの学会や勉強会でも同じ事なのが不思議です。

 

勝手なことを書いてきましたが

 

私という、変わり者が勝手なことを書いてきましたが、タオルギャザーやグーチョキパーを否定するものではありません。

きちんと行い、足の柔軟性や指の柔軟性はとても大切なことであると感じています。

今回は、足を使えるようにするための動き即ち、足関節やアキレス腱の硬さについて考えてみました。

 

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