爪をみるもの、足をみるもの

今回は「爪をみるもの足をみるもの」というタイトルですが、なぜこのタイトルにしたかというと、
単純に「爪の事ばかりする人が増えたなあ」という感じがします。あくまで、私の主観。

 

 

柔整の業界では、一時「交通事故に特化した治療」「交通事故での治療を全面的に打ち出した治療」

が目立っていましたが、実はこれ、柔道整復師の「稼ぎ場」としては大変割の良い仕事であったからです。

 

今でもその傾向は続いていることは否めませんが、本来はこればかりを前面に打ち出すことは「適切とは」言えないのです。

 

 

何故、交通事故の治療に群がったのか？

 

 

それは一言でいうとお金になるから。です。
完全に広告の制限でいうと「out！」な看板や広告も見かけますが、「真面目に適切に行っている先生」には大変迷惑な話でしょう。

 

ところで最近は、「巻き爪」の看板をだいぶ見かけるようになってきました。
でも、心配なのは交通事故の治療と同じように「営業利益」を優先させて「稼ぎ場」になっているのでは？という疑問です。

 

 

巻き爪は、「足が悪いことの一つの現れ」であるということを視野に入れる必要を強く感じます。
それを考えもせずにただただ、利益追求性だけでは「交通事故治療」のそれと何ら変わりない事になってしまいます。

 

 

「爪をみるもの足をみるべき」であって「木をみるもの森を見ず」であってはならないと感じます。

 

 

ただ、どちらかというと、そのような方たちは「みかた」を教えてもらっていないのかもしれません。
言わば洗脳されている感はあります。

 

 

「巻き爪の施術は、痛みを除くこと、形を整えることが正義だ！」と。まあ、そのような言葉を使ったか否かはわかりませんが、そのような教え方をしているスクールがあるのかもしれませんね。

 

 

あるとすれば大問題ですし、もしかしたら多くの柔道整復師やネイリストさん方もそのスクールの「食い物」にされている可能性はあるのではないでしょうか？

 

 

もう一度申し上げます。
「巻き爪」は「足の不調の一部」であって「木を見るもの森を見ず」になってはなりません。

 

巻き爪を見ていく者は「足全体」「関連部位」をみて、ヒトの「歩く」や「足に関わる健康」や「その他の足の事」に貢献しなくてはならないと強く感じています。

 

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