転倒予防には「即効性」と「遅効性」の両立を
― 新ウィンドラス機構の活用による足の構造強化メソッドを導入 ―
高齢者の転倒は、寝たきりや要介護状態の大きな原因となり得る深刻な問題です。
実際に、転倒が原因となる死亡事故は、不慮の事故のうち約3割を占めているという報告もあります。
【転倒による寝たきりの主な原因】
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頭部外傷
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大腿骨・腰椎の骨折
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高齢者特有の回復力低下により、そのまま要介護・寝たきり状態へ
【転倒の主な原因】
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加齢による身体機能の低下
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運動不足・病気や薬の副作用
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環境要因(暗い照明、段差、安全柵の不足など)
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認知症による判断力低下やせん妄
こうした背景から、転倒予防は介護現場における最優先課題となっていますが、従来の取り組みでは即効性に欠け、継続的な成果が出にくいという課題がありました。
■ 足指カンパニー・クリップオンと連携し「即効性」のある転倒予防を実現
デイサービスNOAH(株式会社メディカルサービス)では、一般社団法人 足指カンパニー・クリップオンと提携し、高齢者の転倒予防に即効性をもたらす新メソッドを導入しています。
これまでの主流である筋力トレーニングは、効果が出るまでに数ヶ月を要し、利用者のモチベーションに左右されるという課題がありました。
そこで着目したのが、足指を積極的に使うことで「新ウィンドラス機構」を最大限に引き出す足の構造強化メソッドです。
■ 「足から始まる上行性運動連鎖」が転倒を防ぐ
このメソッドでは、
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足指を使って足のアーチを高める
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足の安定性を改善する
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そこから骨盤・体幹へと連動する「上行性運動連鎖」を促進する
という一連の動きを通じて、その場で体の安定感を高める即効性を実現します。
しかし、課題もあります。
利用者の多くは足指を意識する習慣がなく、また骨盤の後傾によって重心が踵側に偏り、足指に力が伝わりにくい状態にあるのです。
■ 即効性×遅効性のアプローチで成果を最大化
NOAHでは、この課題を解決するために:
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毎回のトレーニングで足指の使い方を繰り返し指導
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足指を使うための体操や運動を実施
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骨盤の後傾を改善する筋トレも並行して行い、骨盤の立ち上げ(前傾)を促進
こうした**「即効性のある構造改善」と「遅効性の筋力トレーニング」の組み合わせ**により、利用者の転倒リスクを根本から見直す取り組みを進めています。
■ これからの転倒予防に求められる視点
これからの転倒予防には、「足指を使う」ことを中心に据えたアプローチが必要です。
足から全身へとつながる運動連鎖を活かし、転倒しにくい体づくりを“その場”で実感できるメソッドは、利用者の安心と自信につながります。
NOAHでは今後も、科学的根拠に基づいた新しい取り組みを積極的に導入し、より質の高い転倒予防・介護サービスの提供を目指してまいります。
【本件に関するお問い合わせ】
一般社団法人足指カンパニー・クリップオン
広報担当:清水
TEL:090−3333−3793
Email:info@makizume-clip-on.com
Web:https://www.makizume-clipon.com/
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