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肥厚爪、鉤彎爪はなぜいけないのか?

鉤彎(こうわん)爪( onychogryphosis ) とは、爪甲が分厚く、硬くなり、鉤型に彎曲したものをいいます。時には山羊の角のように爪甲が後方を向く場合すらあります。
肥厚爪、厚硬爪甲(hypertrophoid nail, pachyonychia)とは爪甲が厚く硬くなったもので、多くは爪先端の皮膚の隆起を伴っています。

この場合、注意すべき点があります。それは、感染症に罹っているのかいないのか?です。最も多いのが爪白癬。サロンレベルではもちろん診断は出来ませんから、疑いのあるものについては医師と連携させていただくことが肝要です。

なかには、クリアネイル、クリアネイルショット、エフゲンなどの市販薬をオススメしている方がおられるようですが、絶対にオススメできません。

なぜこれらはダメなのでしょう?私が思うには何点かあります。①感染症(爪白癬、カビ、カンジタ)などの懸念があり衛生的でないばかりか、二次的に家族や親しい方にもうつしてしまう。②爪の脱落の原因となりうる。→爪が脱落した場合には、足に力が入らず正しい歩行がしにくくなる可能性がある。→運動制限や運動不足を招き全身的な影響も間接的に懸念される。③運動の妨げ、歩行の妨げになる→脱落せずとも歩行運動の妨げとなる。

爪は、足を着くことで下からの力を受けとめる役割もあります。爪の無くなった場合にはいわゆる「力が入らない状態」になります。また、つめは接地面からの力を受けとめることで本来は「しなやかに広がります」肥厚がある場合には「たわんで、戻る」という状態が出来なくなりますから、この状態は爪を作る爪母に刺激が加わらず、爪が伸びない状態に陥る可能性を仮定できるのではないでしょうか?

よって、鉤彎(こうわん)爪( onychogryphosis ) 肥厚爪、厚硬爪甲(hypertrophoid nail, pachyonychia)は直接的には歩行障害がさしあたっての問題ではありますが、高齢者のように長期間この状態では全身的な問題も引き起こしてしまう懸念を孕んでいるのではないでしょうか?

クリップオンでは肥厚爪、割れ爪、変形爪に対するケアとしてABS樹脂を用いたり、アクリルパウダーを用いた人工爪などで行う「ネイルリペア セミナー」も行っていきます。特に看護の現場、介護の現場では困っている方が多いようです。クリップオンはネイルリペアセミナーのみの受講も出来ます。お気軽にお問い合わせ下さい。

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