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転倒予防と巻き爪

転倒予防と巻き爪の関係はピンと来る方も少ないかもしれません。

転倒とは、自分の意志に反してバランスを崩して手や膝をつくこと。(東京都長寿医療センター)という定義がございます。また、同センターでは転倒予防においては、筋力、バランス能力、歩行能力の総合的な強化が望ましいともうたっています。

実は私どもではずいぶん前から足の筋力強化とバランス能力向上の為のエクササイズ、歩行能力(評価は実は歩行距離とお思いの方が多いのですがこれは「速さ」が重要であり勘違いされやすいのです。)を行っています。

日本人の足で正常範囲のヒトは全体の10%と言われています。要するに殆どのお方が異常であるということです。この異常を正常化するにはまず下腿の筋力強化が必須です。特に後脛骨筋強化と言われていますが賛否両論の所もあり検証すべき課題もあります。しかしながら、歩行能力の観点からすれば、下腿の筋力は不可欠であってトレーニングすべき筋群であることに間違いはありません。

バランス能力においては、片足立ち(開眼片足立ち、閉眼片足立ち)をよく行うのですが、足裏にはメカノレセプターという受容器が多く存在することからもこれらを上手く使えるようにすることが肝要なわけです。このためにはインソール等が有効な手段であると考えています。ただ、陳腐なインソールをオーダーメードと偽って高額で販売している業者も居るようですので注意が必要です。オーダーメードでも3万円~5万円程度を目安にすることをオススメします。(これよりも高いのですが、良いオーダーメードもあります)

最後に歩行能力は、距離でなく速さであると言いましたが、歩行時には足は8度~15度開いて歩行するのが生理的な角度であって、その角度からも特に拇趾で蹴り出す動作が大変重要であると言えます。ですから先に申しあげたメカノレセプターは踵から足の外側を通り、母趾に集中しています。これは歩行の際、体重移動をする軌跡に等しいですね。

ですから、母趾で蹴り出す動作が出来ていない方は、反力を得られずに巻き爪になりやすく、足も衰えていわゆる扁平足を形成しやすくなります。歩行速度も遅いという結果になります。歩行能力は歩行速度であり、ユビで蹴り出せる環境でなければならばいのです。

本来は、足の使い方が悪いために「巻き爪」になるのですが、日常でのケアは痛くて足が使えないから「巻き爪をケアする」ことが多いのですね。決して間違いではありませんが、私は「足の使い方が悪いから巻き爪になる」を伝えていきたいと考えています。この違いは健康に歩くように導くことが出来るのか、ただ歩くことが出来るようにするのかの違いであると考えています。

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