2020年01月29日

やっぱり怖い糖尿病。

糖尿病性の足の症状は、最悪切断になりますが少しの傷等からも易感染してしまいます。
壊疽の初期症状は中々解りにくい場合もありますが、良く聞くことである程度は判断できます。糖尿病性末梢神経炎の場合「シビレ」を主訴としますし、壊疽の場合は変色痛みもあります。

ご覧のお方は、2日前に爪が痛いむため深爪をしたけれど、痛みが悪化したとのことで来院しました。
恐らくこのお方、2日以上前から徐々にこのようになってきていたと思われますが、痛みがあったので「爪のせい」と思いこみ自分で爪を短く切ったものの痛みが増強したため来院したのだと想像できます。

まず、拝見してすぐに、「糖尿病はありますか?」とお聞きしたところ、「あります」とのご返答。
「すぐに病院へ行って下さい。」と告げて紹介させていただきました。

見た目がこのような場合では容易に疑いを持てますが、変色していない場合には見逃してしまう恐れも無くはないのです。
クリップオンではカルテに病歴や内服薬を記入していただきますが、絶対に必要であるとあらためて感じました。
足をみさせていただいている以上、最深の注意を払わなくてはなりませんし、ましてや医療機関の受診の妨げや遅延に繋がってはならないことだと感じるところです。
指尖や爪には体の情報がしばしば現れる場所でもありますのでクリップオンでは巻き爪だけでなく、受講者の皆様方と情報共有しています。

ちなみに、最悪切断となると、リスフラン関節、ショパール関節、膝下でのいずれかの切断となる怖い病気なのです。