2020年01月23日

続、猫背のお勉強

猫背についてお勉強を続けたいと思います。
出来る限りわかりやすく纏めてみたいと思いますので宜しくお願いいたします。

猫背の変形のし方
背骨(脊柱・せきちゅう)が異常に曲がってしまうことを脊柱変形と言います。
★曲がり方は大きく分けて3つ
1前に曲がる(前弯症・ぜんわんしょう)2後ろに曲がる(後弯症・こうわんしょう)3横に曲がる(側湾症・そくわんしょう
一番問題視されるのがカラダが前に曲がる後弯症。
★後弯症は主に4タイプ
1腰の前弯が逆に反り後弯になるタイプ2胸椎の後弯が更に強くなるタイプ3頸の前弯が無くなって前に倒れるタイプ4もう一つはこれらの混合型になります。

発症の時期
2通りのパターンがある。
1子供の頃から側弯症などの脊柱変形があってそれが年齢とともに進行するタイプ。
2成人してから発症するタイプ
年齢が40~50歳を過ぎてくると加齢性の変化が起こり、特に椎間板が弱くなり潰れたりすることで脊柱の変形が進みます。また、骨粗鬆症による圧迫骨折で曲がってくる場合も非常に多いのです。

男女比
後弯症を含む脊柱の変形は女性に多い病気です。
女性ホルモンの関連性が指摘されていて、特に軟骨は柔らかいほど負担がかかりやすく変形が進みやすいと言われています。
★筋肉量との関係
男女比では筋肉量にも違いがあります。例えば10代の側湾症患者さんの9割は女の子だそうですが、痩せていて筋肉量が明らかに少ないお子さんが多いようです。

内臓への影響
★逆流性食道炎・
最も多い自覚症状は「胸焼け」。特に腰の後弯によって胃や腸の圧迫が原因と考えられていて、国の研究機関でも後弯があると逆流性食道炎になりやすいという結果が出ているそうです。
更には後弯自体が寿命に影響するという結果も出ているそうで、その理由として肺への影響も考えられますが、体の重心が前方へ移動するため転倒しやすく、骨折を招き、「寝たきり」を招き健康余命への影響が最も懸念されているのです。
私たちはクリップオンの技術を通して、「転ばない」対策を行うことが出来ます。素晴らしいことであると自負しています。

理学療法・リハビリテーション
治療ではまず、理学療法やリハビリテーションを行うわけですが、ヒトによっては非常に効果が高く痛みをコントロールできることも多くあります。
リハの分野では、背中が曲がっていることで反らせようとしても出来ないことから、まずはうつ伏せの姿勢を取らせることから始めることをするようですが、患者さんにとっては「苦痛です」。腹筋・背筋が重要!等と言われていますが、確かにその通りです。
要するに、いかに筋肉を増やし、維持していくかがカギになります。
前ブログ記事でも書きましたが、グニャグニャのペットボトルと通常のペットボトルの例えのように体幹の筋力は非常に重要です。
また、単純なのですが、普段気をつけることとして「あごを引く」これ非常に重要です。
やってみると解ると思いますが、あごを前につきだした状態で胸を張ることは不可能です。姿勢は重要ですね。
★歩行の仕方
クリップオンではこの歩行の仕方についても重要視しています。
足のユビを使ってしっかりと蹴り出すことで足のウィンドラス機構が働き足のアーチを強調します。これは足の運びを改善し、転びにくくする効果もあります。
また足底のメカノレセプターを刺激して脳に足裏の重心情報も伝達します。
ただ歩いている場合と比べ、使う筋肉も変わってきますから姿勢への影響も当然変わってくるのです。私たちは即効果の出る方法を行いながら、長期は要するもののしっかりと姿勢を変えていく方法のハイブリッド型での対応が出来るのです。続く

※脊柱の変形に対するアプローチで歩き方まで言及している文書は無いと思います。つづく