2019年07月12日

巻き爪補整器具

クリップオンの巻き爪補整器具の材料はABS樹脂で作られています。
ABS樹脂の特徴としては、しなやかで扱いやすく汎用性があること。色々な素材がある中でも最もポピュラーな素材といえます。

この材料の表面には、「シボ」といわれる加工がしてあるのですがこれがまた様々な加工があります。
透明で硝子のような透き通った表面のものは、この「シボ」加工がしていない状態と思って間違いないのです。

シボ加工の代表は、「ヘアライン」「エンボス」などがありましてそれぞれどの程度のシボを入れるのかは開発者の思いや助言者の判断で変わってきます。
細かいものから見た目に粗めなものまで様々で、皆さんの手にするプラスティックほぼ全てには「シボ」加工がされていると思って間違いないです。

開発者と名乗る以上、どの加工が割れやすいのかを把握していて当然であって、ましてや巻き爪補正器具は力を伝えて持ち上げるためですから、割れやすい加工を施すことは言語道断。知らないならば仕方ありませんが、それも恥です。知っていて売り続けているならかなりの問題。

クリップオンのシボはエンボス加工で、ラインではありません。ですから割れにくい。

ただ、巻き爪の補整器具にあってはこのシボ加工はくせ者で、ヘアラインというシボは簡単に言うとラインを掘っていくのですがこのラインの縦方向というか、長軸方向に対する割る様に働く力には弱くなってしまいます。

私の知る限り、他社でABSを使用している会社がありますが、割れやすいことを知ってかしらずか、実はこの十数年に渡りヘアラインのシボ加工を入れた補整器具を売り続けています。
だから、この会社の巻き爪補整器具は「割れやすい」のです。
習って何も知らずに使い続けている技術者さんが気の毒です。早急に改善した方がよいと私は思います。

知らないって怖いです。知ってたらもっと怖いですけどね。

 

#シボ#エンボス加工#ヘアライン加工#巻き爪器具#巻き爪の器具が割れる